2014 年03 月13 日
「代書屋」
これは、私の分類では、古典に入らないだろうと思っていたが、やはりそうで、桂米朝氏の作だと聞いたことがある。あれだけ『やろうと思ったけれどやらなかった』で「前文末梢」を繰り返してハンコを押しては、もう履歴書としては体を為さないのではないだろうか、と言う心配が付きまとって毎度聴いていた話である。
でも、確かに「履歴書」と言うものは難しい。
私が会社に入った時にも書いたが、3通目でようやく「これで良いだろう」位に書けたものだった。
そして、研修所へ入る時にも、書かされたが、頓珍漢なことを書いているのを口頭試問の時に指摘されてしまった。
「嗜好」の欄に「ハム」とあるけれど、どうやって食べるのが好きなの、と聞かれた。
この場合のハムは「アマチュア無線」のことで、これが好きなら通信会社に在する者として、変な指摘はされないだろうと思って書いたことだったので、何と答えたか覚えていないが、頭に血が上り、出た途端に「あぁこれで不合格だ」と思ったことである。
勿論受かったから現在の自分があるのだが。
「前文末梢」と答えたかったなぁ。
投稿者:つねちゃん
at 06 :22| 健康
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