2014 年03 月18 日
「ちりとてちん」「酢豆腐」
この噺のオチは、正直良く分からない。いやいや、分類的には「考えオチ」だというのは、ずいぶん以前に学習して知っているのだが、果たして「落語のオチ」として適切なのかどうかが分からないのである。
仕掛けた方としては「してやったり」と言うことで溜飲が下がるのだろうが、私の勝手な「落語考」では、仕掛けた方も仕掛けられた方も、それを聞いている我々も「クスリ」とするものだと思っているのである。
さはともあれ、この噺には恥ずかしい思いと、してやったりと言う思いがある。
してやったり、と言うのは、この噺の通りで「知ったかぶり」を揶揄して嘲笑った時で、何度かある。
恥ずかしかったのは、ウィルス対策の責任者をしていた時に、デマをそのまま信じて吹聴した時だった。
その両方を思い出す時に「知ったかぶりは責めるのではなく『もう一度確かめて』」と言うように諭すことだと肝に銘じた。
STAPも色々なことも、攻める側は得意気だが、それを未然に防げなかった自分らの責任をどのように考えているのだろう。
投稿者:つねちゃん
at 09 :58| 健康
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