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2014 年03 月28 日

「三方一両損」

 先に上方の奉行の知恵でも少しふれたが、そのほとんどが「作り話」で、この人に当てはめただけと言うことが、分かっていても、やっぱり昔から「遠山の金さん」で小説や舞台ばかりでなく、浪曲や映画でも幾度となくお目に掛かったりしたヒーローである。
 そんな中でも、この噺が一番好きである。
 今の裁判官諸氏にそれを求めることは無理を通り越して、不可能だろうと思うからこそでもあろうか。
 勿論、裁きを受ける庶民の粋も同様に「非現実的」となるだろうから、一概に「お上」ばかりを論ってみてもしようがないことは承知してはいるのだが。
 三両を落とした江戸っ子職人、それを拾った江戸っ子、それを裁くお奉行様である。
 これと似通った話が、外国にあるのをご存じだろうか。親の遺産のラクダを3兄弟で分ける話である。
 長兄は1/2、次が1/3そして末っ子が1/9で17頭のラクダを分けよ、と言う遺言である。
 1/2+1/3+1/9で18/2+18/3+18/9となり、9+6+2で17になるのだが。
 物事を平和裏に収める場合は、やはり何かの「コツ」がいるものである、と言うことを私は教えてもらったようになる話である。

 夫婦茶碗
 暇な年寄りはつまらないことを思いつくものである。
 漢字の読み取りを日課として行っているが、「夫婦茶碗」と言う言葉に出会った。
 「夫婦」をなぜ「めおと」と読むかは置いておくとして、大体は大小のセットで、これも大体だろうが、小の器が大の中に収まることになっていないだろうか。
 大きなものが「夫」で、小さなものが「妻」の象徴なのだろうと思っていたが、果たしてそうなのだろうか。
 生活上では、経済的なことからも大体がそうだろうが、夫婦の和合では、逆であろう。
 二人で漕ぎ出す、人生と言う世界を時には逆の立場に立ち、相手のことを思いやる、と言う風に、結婚式の言葉にでも笑いを誘って使えそうではないか。

投稿者:つねちゃん
at 09 :15| 健康 | コメント(0 )

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