2014 年06 月05 日
子供の頃の宗教
昨日も書いたように、子供の頃には「宗教」と言うものに「理解」と言うことは全くと言っていいほどなかった。しかしながら、周りの大人がそうであったように、また、最初の頃に言った様に、環境的に「お寺さん」との付き合いが日常的にあったことは覚えている。
昨日の話での「幻燈」では、お釈迦様がいらしたり、観音様や、阿弥陀様など、いろいろな仏様の紹介が主であった。
また、最近はあまり見ないのだが、「地獄・極楽図」と言うものが、ある季節になると必ず掲示されて、毎年「怖いもの見たさ」と、解説されるお坊様が変わって、怖く話されたり、極楽の楽しさを話されたりしたのを楽しみで行っていた。
そんな訳で、いろいろな地獄図を見て「怖いなぁ」と言う気持ちになったり、極楽図を見て「ナント楽しい所なのだろう」と思ったりしたものである。
少し学校などでの学習だったかで「蜘蛛の糸」の話を見聞きすると、その落差と自分の我儘さにも少しだけ気づかされたものでもあった。
尤も、幸か不幸か、私の場合は「一時」だけの記憶で、過ぎたらすぐに忘れてしまったので、全くと言っていいほど「切迫感」と言うものが無かったのは事実である。
投稿者:つねちゃん
at 06 :39| 健康
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