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2014 年06 月10 日

無意味な「なむあみだぶつ」「ナンマンダブ」

 このタイトルを見られたら「なんとも無礼な」「結局何にも知らないのだろう」と言われるだろう。
 それは承知の上だが、さて、果たしてそのように言われる方々は、本当にこのことをご存じなのだろうか。
 その意味するところ、その考え方などなど、私にはまだまだ疑問ばかりが多く、良く分からない。
 「南無」「阿弥陀」「仏」と分けて考えて、一つ一つを解き明かしていけば、何となく人に説明できそうな解説が、あちらこちらに出ている。
 でも、果たして「南無」は、どうしてそうなのか。
 本来お釈迦様が言われたかどうか知らないけれど、口から発した「音」を中国に伝わった時に単なる音を漢字表記にしただけであろう。
 「南に何にも無いよ」と言うことは、北をはじめとしたその他の方角には何かがある、と言う意味なのだろうか。
 だからそれを目指せということなのか。
 決して「ケチ」をつけている訳ではなく、素直に「分からない」と言っているだけである。
 「分からないから面白い(不謹慎と言われるかもしれないが)」。
 また、葬儀などのお坊さんにとっては「正式の場」である時に「ナンマンダブ」と唱えられるのを聞くことがある。
 省略形なのだろうか、それとも漢字を意識しないで、むしろ原音に近いとでもいうのだろうか。
 タイトル通りに「無意味な」は確かに言い過ぎかもしれないが、何か「口先だけ」が罷り通っているような気がするのである。

投稿者:つねちゃん
at 07 :16| 健康 | コメント(0 )

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