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2014 年06 月20 日

地獄と極楽

 23日から家内と旅行に行ってきますので、お休みします。26日に再開します。
 基本的に、生半可的な理解であることは十分に知っているし、そうではないという誹りも受けるだろうが、仏教と言うものは「死後に極楽に往生(往きて生まれる)できるように」と言うのが主眼のような気がする。
 だから、現世は地獄のような苦労があるけれども、来世には極楽往生できるのだから、辛抱して信心せよ、と言っているようである。
 仏教が伝来したころには、戦国乱世の時代だったろうから、それもある意味尤もだったのだろうが、現世においては、やはり少し意味が違ってきているのではないだろうか。
 どうも、その辺を十分に理解させないで、形式仏教だったり、葬式仏教だったりしているのではないだろうか。
 現代人のほとんどは、私も含めて近視眼的に刹那に生きる、と言う人が多かろう。
 来世などは地獄に行ったところでその身は死んでしまっているのだから、痛みや苦労は分からないのではないか、ならば、現世での利益追求が先である、と言う論理だろう。
 正直なところ、いろいろな本を読んだり、お経の解説書を読んだり、まれに説法を聞くことがあっても、残念ながらその辺が理解できていない。
 でもしかし、「分からないから探求の楽しみがあり、付き合いもできている」と言うのが本音である。
 本日で「乱世を生きる 蓮如の生涯」笠原一男著 教育社刊の音読を完了した。
 でもまだわからないなぁ。

投稿者:つねちゃん
at 06 :21| 健康 | コメント(0 )

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