2014 年06 月27 日
不許葷酒入山門
禅宗という意味での宗教の一環として覚えているのが、先に述べた「隻手の声」と同様(違うのかもしれないが)と勝手に思っているのが「不許葷酒入山門」というものである。 禅宗のお寺には多分殆どこの標識が何らかの形で表明されているが、どうも禅宗に限らないものらしく、明らかに宗派の違うお寺さんでも見かけたことがある。「葷」と「酒」は「山門」に持ち込んではいけませんよ、という意味だそうで、最初のうちは「酒」はわかるが、「葷」の意味がよく分からなかったものだ。
辞書によると、辛い/臭い草、大蒜、韮などの類、生臭いもの、という意味でさっぱり「入ってはいけない」ということの理解ができなかったものである。
話は突然横道にそれるが、現在の私は大蒜が大好物であるが、初めて大蒜というものを意識して食べたのは、結婚してからだった。
母はかつて薬局の娘として育ったから、そのせいかもしれないが、家で食べることはまずなかった。
横浜へ出張に行った際に初めて人に勧められて、恐る恐る食べたのだが、何とも美味しかった。
それから病み付きになってしまったのである。
話を元に戻して、やっぱり大蒜は強制剤ということで、それが健康を通り越して修行の邪魔になるということに気が付いたのはそれから大分経ってからだった。
やはりお寺は修業の場だったことに、いまさらながら気が付いたという笑い話である。
来月のテーマは「旅行」にしようと思っています。
でも、多分夏休みもいただくつもりなので、2か月にわたってのテーマになると思っています。
投稿者:つねちゃん
at 12 :50| 健康
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