2014 年07 月04 日
旅行 手段編 3 やはり電車
散歩(徒歩)から自転車そしてバスときたが、やはり「旅行」となると一般的に考えられるのは「電車」なのだろう。高校生の頃まで、こちらのほうでは、汽車が走っていた。
だから、汽車もその範囲になろうが、山口のほうへ家内と行った時に「物珍しく」乗ったのが今のところ最後である。
通学は多分殆どが汽車だったが、残念ながらそんな時は「旅行」という感覚がまるでなかった。
就職してから2年間も「ディーゼル」という汽車を利用していた。
それはさておき、会社の研修所へ2年間在学したのが東京の調布市だった。
そこまでは時折新幹線を使ったりしたが、大体は在来線の夜行列車だった。
これが自分としては初めての「旅行」だった。
季節によって違うけれど、小説の「雪国」を思い出させるような景色に出会い感激ししたことや、今まで雪景色だったのが、気が付いたら窓外が黄色のじゅうたんを敷いたような菜の花畑に変わっていたりしたのもいまだにまざまざと思い起こせる。
でも、一度だけだが、一人でローカル列車を使った旅行をしたことがある。
もう時効だろうから紹介するが、ある時出張に出かけたのだが、思った以上に物事が解決したので、2日間ばかり時間が余ってしまった。
当時は携帯電話などが無く、追いかけられる心配もなく、どう過ごそうかと思案した挙句の行動だった。
出張先(そこまでは時効でも言えない)から職場へ戻るまでは自由に使えるのである。
時刻表を買って探しながらの旅行は本当に楽しかった。
今はもうそんなことはできないし、携帯は便利だけれど、すぐに探されてしまう。
さればとて、電源を切っておくほどの度胸はない。
でも、体力のあるうちに、そんなに遠くではなくても一度やってみたいと、心は少年に戻った気分になる。
投稿者:つねちゃん
at 06 :13| 健康
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