2014 年07 月15 日
旅行 行先編 1 今度は遠いところから その2
昨日の最後の「出発日は」という日付を見て、このブログを読んでいただいている年代の人は、すぐに思い当たることでしょう。そうです、湾岸戦争が勃発した日なのです。
確か午後4時くらいのフライトだったので、たんしんりょ単身寮にいた私は朝食後TVを点けて、布団の中で新聞を読み、惰眠を恣にしていたのです。
8時のNHKのニュースでそれが報じられました。
あれだけ嫌だった海外出張だったけれど、一応職位として一番上位だった私は「団長」と言われていたので、すぐに参加者全員に電話して(今のように携帯などは皆が持っていない時代でした)「会社には絶対に電話するな」「時間が早いけれどTCATへ12時までに集合しろ」と連絡しました。
家さえ出れば、会社からの「出張停止」命令は届きません。
事務方の手違いだったのかもしれませんが、シートは「ビジネスシート」でした。
最初のことだから、それがどんな意味を持つものかは全く知りませんでしたが、航路の約十数時間の間、食事の時間以外は殆ど寝る間もなく(というか怖いし、足元が寒いので寝られなかった)スコッチウィスキーの水割りを飲んで過ごしました。
ずいぶん経ってから、窓外に明らかに電灯の光が見え始め、それからも延々と飛び続けて予定のJFK空港ではなく、隣なのでしょうか、違った空港に着陸しました。
その間殆どスコッチの水割り漬けでしたが、こんな旅行も「楽しみ」の一つだったのでしょう。
CAさんとの会話は「More?」「More!」だけでした。
英会話らしきものは全く必要ありませんでした。
降り立った時には、明らかに「空気の匂いが違う」とほとんど酔っていない頭で感じました。
この分だと、今週一杯はこの旅先だけで終わりそうですが、まぁ、それもまた良しでしょう。
投稿者:つねちゃん
at 10 :28| 健康
| コメント(0 )