2014 年09 月09 日
旅行 ホテル編 合宿スタイル
修学旅行ではないけれど、仕事の出張でも「合宿スタイル」と言ういわゆる「雑魚寝」の機会が昭和の40年代頃には、度々あった。一種の符牒だったろうと思うが「缶詰」と言っていた。
決していまどきの「ブラック企業」ではないが、あるテーマを解決しなければならない時によく行われたものである。
今のように携帯電話がない時代だから、ある場所に監禁して外部からの雑音などを一切排除して集中作業ができたわけである。
そこは「ホテル」と言う形態のところではなく、よく使ったのは「保養所」と言う場所だった。
行ったその日は大体午後からテーマを一つずつ決めて夕食までの間、夕食にはお酒は出ず、大体11時頃まで議論して、その後ようやくお風呂とお酒が出るのだが、面白いのは、そんなときに「ヒョッ」と名案が出たりするのである。
良く「冗談から駒」と言っていたが、やってみると以外に遭遇することがある。
朝食は8時までに済ませて、午前中までに前日のテーマの解決をする(中々出来ないが、そんなときに名案が役立ったりするし、何しろ時間が限られているから誰かが決断しなければならない)。
午後からまた別のテーマで夕食までと、長い場合は1週間も続けた。
そんなときにはやはり「合宿スタイル」が最適だった。
格好良く言えば、コンピュータシステムの設計と言うこと自体が「黎明期」だったし、誰もそんなに専門家がいるわけではないから、本当に真剣にやったものである。
実際にはそれがあったからこそ、当時が乗り切れたと思っている。
尤も、お酒が入ってからは名案も出たけれど、やはり「駒が出る冗談」は10%位だったろうか。
これが「旅行」というかどうかは甚だ疑問ではあるが。
投稿者:つねちゃん
at 06 :23| 健康
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