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2014 年10 月09 日

園芸作業 学習 再び高校生

 1年間のオープンカレッジを終える少し前に、町内の先輩から「ちゃんと高校生として学習したほうが良いよ」と言われ、オープンカレッジのメンバーからも「また一緒に高校生になろう」と言う声も聞かれたので、確かに少し物足りない面もあったので、入学試験を受けることにした。
 試験科目は「作文」と「面接」である。
 作文のテーマは「園芸高校に入って何を学びたいですか」と言うものだった。
 私が選んだテーマは「無機の世界から有機の世界へ、勇気をもって」と言うタイトルにした。
 ずいぶん前に新聞の連載小説だった「複合汚染」(有機の世界)と、私のコンピュータ時代(無機の世界)を並べて「あまり農薬を使わないようにしながら、それでも使うべき時には安全に勇気をもって使いたい」と言う気持ちだった。
 リタイア後の園芸をする人は「無農薬」を声高々に言われるが、無農薬が実現できないことは身をもって知っているから「あまり使わないように」と言うことにした。
 面接では「何がきっかけですか」と聞かれ「初めて作った時の胡瓜と茄子の棘です。単身赴任時を含めて野菜を買ったことは何度となくあるけれど、知らない世界だった」と答えた。
 倍率2.8倍が高いのかどうかは別にして、ともかく入学できて56歳になって二度目の高校生になった。

投稿者:つねちゃん
at 06 :15| 健康 | コメント(0 )

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