2014 年10 月16 日
園芸作業 作ったもの 薩摩芋
園芸をやり始めて、一番「良いなぁ」と思った作物が薩摩芋だった。なぜなら、まだ幼かった孫が、可愛い声で「爺ちゃん芋作って」と言うことから始まった。
家内と娘が言わせたのかもしれないが、そんな詮索などせずに「そうかそうか」と好々爺の代表みたいな答えをして、作り始めたのである。
ご存知のようにあまり肥料や土の酸性度などを忖度することなく、ただ畝を作って(実は今でもこの「畝づくり」が一番苦手で下手なのだが)マルチを一面に張り、適当な間隔で芋の苗を差していくだけである。
少し太い棒で穴をあけ、孫たちもその穴に苗を差し込んでいくだけだから、特別難しいこともなく、ワイワイと賑やかに植え付けが終わった。
途中の肥料などもあまり気にせず、むしろ「放置」状態だったのだが、10月には見事な薩摩芋が収穫できた。
予めスコップで粗お越ししてから、孫と一緒に「収穫作業」である。
出てくるたびに歓声であり、大きなものが出てくると大声ではしゃぎまわる。
そうなのだ、これが家庭菜園の本当の楽しみなのだ、と感じたのである。
全ての希望を聞くことはとてもできないが、毎年「今年は何が食べたい」と聞いている爺と、まだ相手になってくれる孫がいるということが、幸せな家庭菜園の醍醐味だろうと思っている。
いつまで続くかはわからないけれど。
ちなみに、子供のころ食べた「芋の弦」も久しぶりに食べてみた。
何とも微妙な味だった。
投稿者:つねちゃん
at 06 :22| 健康
| コメント(0 )