2014 年11 月04 日
学習は楽しい 勉強とは違う
今月のテーマは「学習」にします。団塊の世代の人は殆どがそうだったと思うが、幼稚園(私の場合は小学校の教室を使った「幼児学級」という所だった)時代から、小、中、高等学校まで、ともかく「勉強して他人様に負けるな」と言う時代だった。
家が「貸本屋」をやっていたこともあって、小学生時代から「南総里見八犬伝」と言うような難しいけれど、少しエロがかった本などを盗み読みしていたせいで、漢字に代表される「国語」や、理詰めで解ける「算数」と言うものはさほど勉強しなくてもそこそこの点数は取れた。
半面、発生年を丸暗記させるような歴史や、なぜそうなるのかを十分に理解させない(しない)で「覚えろ」と言う理科は、近所にラジオを作ったりする先輩がいたので電気だけはどうにか理解できたがそれ以外の分野は全く駄目だった。
でもまぁ、何とか就職もしてそれなりのポジションも得てリタイアできたのだから、十分満足している。
その後は地元の歴史や地形などを市の講座で「学習」したりして、リタイア後10数年楽しくいろいろと「学習」している。
試験での点数付けなどが無いから「強いて勉める」と言う「勉強」ではないので、楽しいこと限りない。
尤も、最初からそうだった訳ではない。
ここらでは縄文遺跡が発掘されたことで、それらがメインになることがあったが、「通信屋」で飯を食ってきたわが身としては、一番興味があったのは「どうして離れた地域の人が習慣も物の価値感も違うのに、会話して物の流通(多分物々交換だったのだろう)ができたのか」と言うことだったのだが、残念ながら的確な答えをまだ得ていないし、講師の人に聞いても的確な返事がもらえなかったので、嫌気がさして止めてしまったりもした。
でも、やはり「学習は勉強と違って楽しいものだ」と言う気持ちはまだこれからも持ち続けたいと思っている。
投稿者:つねちゃん
at 08 :38| 健康
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