2014 年11 月19 日
学習科目 落語
これからは「科目別学習」について私の学習ポイントを紹介させていただきます。落語については、これだけである月のテーマとしましたが、ここでは少し「学習」と言うことでの楽しみを考えてみたいと思います。
落語の本題よりも、その前に話されるのが「枕」ですよね。
これについてもよくよく聴いてみるといろいろなテーマがあり、その噺家さんの「持ち味」が出ているような気がします。
古典落語を中心にされる方でも、枕が古典ばかりというようなことはなく、つい先日起きた面白い話を枕に持ってくる方もいらっしゃいます。
悲惨な話をそうではなくオブラートに包んで柔らかくしたもの。
古典が本題になる場合は、その解説として話されるものなど様々で、それだけを集めても楽しいことになります。
特にお金の話になると、今とは全く違うので「なんでそうなるの?」と言う疑問を抱えたままでお帰ししては申し訳ない、という気持ちなのだが、それとは分からせずに枕として使い、寄席を出て暫くしてから「オチ」に気が付くような高等な枕もあります。
この「オチ」についてもいろんな種類がありますが、到底私などが解説できるものではないので「たくさんあって、それぞれが面白いよ」と言う紹介しかできません。
よく引き合いに出されるのが「死神」のオチです。
ぜひ何人かの噺家さんの話をお聴きになってその「オチ」を楽しんでいただき、学習の一つになさってはいかがでしょうか。
投稿者:つねちゃん
at 07 :58| 健康
| コメント(0 )