2014 年12 月03 日
「住」における幸せ
「食」に関するものはたくさんあるので、順を変更させていただく。夏の季節には、藪蚊の心配はあるとしても、薄物1枚あればどこででも野宿ができるものである。
現に中学生時代に自転車で能登半島を回った時がそうだった。
ところが、この季節になるととてもそんなことなどできる訳がない。
と言うことから「夜露をしのぐ」と言う最低条件の「住環境」が必要不可欠になってくる。
でも、自分の住環境はどうだろうか。
戸外との境が戸や扉1枚の玄関先で寝ることはないだろうし、部屋でも板の間にそのまま座ることはなく、カーペットとか座布団とかが敷かれているのではないだろうか。 この季節だから、暖房施設として温風ヒーターなども完備されているのではないだろうか。
ちなみに我が家では、ここ数年「炬燵」と良いものは全く使用していない。
どうしても「炬燵守(カタツムリをもじってそう言う)」になってしまい、一度入ると出るのが億劫になってしまうからである。
寝る時には敷布団の上には温かい敷物を置き、掛け布団の下には毛布とひたすら「風邪をひかないように」と言うことになっているのではないだろうか。
そんなに恵まれた「住」環境があるのである。
これを幸せと言わずして何をこの上望むことがあるだろうか。
勿論素材的には「上には上」があるのは理解できるし、巨万の富があればそれも可能だろうが、だからと言ってそれができないことを「不幸だ」と悩むよりは数倍「幸せ」と思えるだろう。
ちなみに、ずいぶん昔、新宿で今で言う「ホームレス」と言う環境を数回経験したことがある。
春先から夏までの間だっが、春とはいえ、まだ夜は寒かった。
先輩格の人に「新聞を拾ってきて、シャツの下に入れて寝ろ」と指導(?)されたことがあったが、とても暖かかったことを思い出す。
夏になるとやはり蚊などの虫に苛まれて止めたが、それを経験しているからこそ「住」環境の有り難さが分かる。
投稿者:つねちゃん
at 06 :36| 健康
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