2014 年12 月18 日
すべてのことに感謝
いろいろと書いてきたが、結局は初めに戻るようだが「今、生きている」ことが最小かもしれないが、最大の幸せなのではないだろうか。そういう私だって「なんでこんなに苦労しながら生きていなければならないのだろう」と思ったことが一度ならずあったのが本音である。
単身赴任の時、愚痴をこぼす相手もいない。
出張時「明日までに責任のある結論をもってこい」と言われた時。
「お前じゃだめだ、別の人間を充ててくれ」などなど。
お客様や上司ばかりではなく、部下や同僚に対しても似たり寄ったりのことがあった。
よしんば家族と一緒でも、そんなことを説明しても何らの解決にはならないことは分かりきっているので、内に籠るばかりである。
「死のう」などとはそれだけの度胸もなかったので、もっぱら「酒」に逃れた。
石原裕次郎の「わが人生に悔いはない」の「鏡に向かって乾杯を」とか、河島英伍の「時代遅れの男でありたい」の「酒場の隅に置いて行く」とかと言う状況を自分で作り出し、「酒で忘れました」と「蛙の面に小便」を決め込んだこともあった。
それがどんなひどい罵声を浴びようともである。
リタイアしたから言うわけではないが、そうして「生き恥を晒し乍ら生き永らえた」と言うことが結果として「良かった」ことだと思っている。
そんなことを思い出しながら、「来し方」を反芻してみると、罵声を浴びせた人も含めて「みんな自分を育ててくれた」と思えるようになっている。
そういう意味から考えれば、表題の通り「すべてに感謝」である。
まだまだ「終わり良ければ」と言うほど終わりは(自分には)見えていないが、そのように日々思っていれば、毎日、その時が感謝のし通しであろう。
今月の「幸福論」は明日で終わります。
今年の定期ブログは26日までとし、来週の数日は今年の目標の反省と来年の目標について書かせていただく予定です。
29日から1月5日までは「採用された投書」でお茶を濁させていただきます。
投稿者:つねちゃん
at 08 :32| 健康
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