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2015 年01 月19 日

にわか知識

 昨年から始めたのだが、父が残した本のうちに「御伽草子」というのがあり、浦島太郎や一寸法師を新旧対比して楽しんで読んだ。
 ちなみに浦島太郎の最後はどうなっているか、というクイズが先日見たTV番組で出題されていた。
 決して「たちまち白髪のお爺さん」では終わっていないのです。
 答えはこの最後に書きます。
 今日のテーマはそれではなく、初めて読む「七草草紙」というものからのにわか知識です。
 七日には「七草粥」を召し上がられましたか。
 この作り方がこの草紙に書かれていたのです。
 細かいことは省略して、白鵞鳥という8000年長生きする鳥が食べていた草の食べ物と言うもののようです。
 作り方の概要は、前日の六日の夕方から作り始めます。
 酉の刻(18-20時)には芹、以下戌の刻には薺(なずな)、亥の刻には御形(ごぎょう)、日が変わって子の刻にはたびらこ(ふつうは歌の通りならはこべらだけど、はっきりしない)、丑の刻には仏の座、寅の刻にはスズナそして卯の刻にはスズシロを打ち、辰の刻にそれを服す(だから多分薬の類なのでしょう)となっています。
 「唐土の鳥が渡らぬうちに」というから、白鵞鳥が着たら全て食べられてしまうからというような意味のようだ。
 にわか知識もこう考えると楽しくなってくる。
 
 さて、先の問題の答えだが、浦島太郎は、鶴になり、丹後の浦嶋明神に顕れ、乙姫様の化身となった亀と共に夫婦の明神となりました、とさ。

投稿者:つねちゃん
at 06 :17| 健康 | コメント(0 )

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