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2015 年03 月02 日

高杉晋作の辞世

 「面白きこともなき世を 面白く 住みなすものは 心なりけり」というのを書き写しの教本で知った。
 尤も、高杉晋作は「上の句」を言っただけで、最期を看取った一人が「下の句」を継いだとある。
 教本にはたくさんの「名言・名句」が出ているが、正直なところ「教科書的」だったり、如何にも「教訓とすべし」的だったりすると「はい、そうですか」と「聞き置く」だけになるものが私にとっては多い。
 そんな中でピックアップと言うか、琴線に触れたのがこれであった。
 人生を、面白くするのもそうでなくするのも人それぞれではないだろうか。
 できれば「前向き」で「面白く感ずる」ことに努めたい。
 勿論そんなことばかりではないことが圧倒的に多い現実であることは理解しているし実感もしているのだが、好きな歌の文句の一つに「上を向いたら果てがない、下を向いたらきりがない」というのがある。
 そんなことだったのではなかろうか。
 そして下の句は「それをどうするかはあなたが決めるのですよ」と言ってくれていて、励ましなのか諦めなのか、どちらにしても「前向きに生きなさいね」と言っていると思ったからである。
 できるだけそうありたいものである。

投稿者:つねちゃん
at 11 :11| 健康 | コメント(0 )

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