2015 年03 月05 日
何時までも若くないことが身に染みた
先日久しぶりに家族そろって焼き鳥屋で夕食を楽しくとった。孫はジュースで、私と家内は日本酒、娘夫婦は車を持って帰らなければならないのでソフトドリンクと、銘々好き好きなものを飲む。
色々な種類の焼き鳥も銘々好きなものを選んで注文する。
最後の頃になって「そうだ、あれを忘れていた」ということで私が頼んだのは「豚足」である。
殆ど脂の塊なのだが、結構お酒にあって美味しいと思う。
豚足を食べた最初のことは「追記蘭」に書かせていただくが、少し前までの私の定番だった。
ところが、翌日の朝に異常がおこった。
背中の腰よりも少し上の部分が帯状に「押し付けられたような痛み」が走り、「少し楽にしていれば治るだろう」と高を括っていたのだが、波状的に痛みが襲い、そのインターバルが短くなり、痛みもどんどん大きくなってきた。
日曜日のことで、何時も掛かっている病院は休診で、当番医へ出かけた。
CTスキャンでも特別な所見はなく、午後になったの血液検査の結果で「中性脂肪過多」ということであった。
ナント通常の許容値の4倍以上だった。
そのため膵臓が悲鳴を上げている結果だろうとの診察だった。
その頃になると、痛みも少し軽く、インターバルも長くなってきたので、投薬もなし、ということになった。
帰って過去の検査結果を見たけれど、10年以上前に上限値を少しオーバー、その少し後に下限値を少しオーバーということで、1か月に1度定期診察で結果をもらっているが、指摘された覚えが殆ど無い事だった。
ということは、膵臓の単位時間当たりの消化能力が減少してきての悲鳴だったのだろう。
そこで、表題の通りの反省になった。なんだこれくらい、若い時はもっと○○だった、ということは言わないようにしようではないか、ご同輩。
豚足を始めて食べたのは、九州出張の時で冬だった。
同僚と一杯やった後でフリーで小さな居酒屋へ入った時のことである。
お酒を頼んで、銚子で出てきたのが「燗をした焼酎」だったのには驚いた。
つまみで「お薦めは」と聞くと提案されたのがそれだった。
店の中は暖かく、豚足の脂が口の中に心地よく広がるのは、焼酎に合ってとても心地良かった。
それ以来あれば注文している品物だった。
店を出て寒い外で、口の中がまるで砂をかむような「ジャリジャリ」という感覚も「これこそ豚足の醍醐味」とばかりに好きな要因の一つになったものである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :22| 健康
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