2015 年05 月25 日
「川は流れる」という歌が好きだ
ずいぶん昔に流行り、好きな歌の一つだった表題の歌は、確か沖縄出身の仲宗根美樹が歌ったものだった。姓から来る感覚でそう思っていたら、とんでもない東京都出身だと調べて分かった。
それは兎も角、最近の書き写しの「一日一禅」の中で似たような公案が出ていたので思い出したことがある。
「川は流れない」のである。
「川の水は流れるが、決して川自体が流れることはない」。
そうなのだ、美空ひばりの好きな歌の一つで、下手ながらカラオケなどで歌うときに選ぶ「川の流れのように」でも「川は流れていないくて、川の水が流れるように」である。
つまらないことを思い出すものだが、禅ではこのようなことにもきちんと理解したうえで物事を見つめるべきだという示唆だったのだろう。
以前この様なことを思ったのは「哲学概論」を学んだ時ではなかったろうか。
本質を見つめる、ということが必要な時があり、その必要な本質は各自で見つけるしかないのだろうが。
だからと言って懐メロだけれど、標記の歌が嫌いになる訳では決してない。
投稿者:つねちゃん
at 07 :57| 健康
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