2015 年06 月15 日
南無阿弥陀仏は人間を変えられるか
就寝前読書として、3月から始めた表題の本を昨日読み終えた。浅学非才な私から言うと、結論的には、仏教書に共通していえると思う趣旨である。
また、多少哲学的な言い方になるけれど、次の様ではないだろうか。
「変えられるように変えられたい変えられないように変えられる」と。
この短い文章でも同様だけれど、読む人や読む境遇などによって、意味が違ってくると思う。
とんち話なのか、笑い話なのか、はたまた哲学なのか、それとも詐欺の口上なのかの「明日は雨が降る天気ではない」と似たようなことではないだろうか。
決してこの本だけではなく、仏教書全般がそうだという気持ちは全くないが、わずかな期間しか生きていられない「人間(この本では、ひと、とルビを振っている)」だから、そんなことがあってもいいのではないだろうか。
「幸せや不幸せと言うものはこの世にない。その人が、その事態をどう受け止めるかでそれが決まる」と言う言葉は私が好きな言葉の一つである。
この後継の本としては、まさに仏教シリーズである「仏教入門」にした。
「入門」は大好きな言葉の一つである、そういえば放送大学でもこの名を冠した講座を(途中からだけど)先日から受講している。
何事も「始める」ことは楽しい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :27| 健康
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