2015 年06 月17 日
「すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる」
ネット新聞を読んでいて出会った言葉である。小学生時代から、高校卒業までの12年間、我々の年代は「兎も角詰め込め」と言う学習指導方針だったのではないだろうか。
当時の私自身はあまりそんなことは気にしなかった。
国語は貸本屋をやっていたことから、今でも覚えているのは「南総里見八犬伝」を何度か繰り返して読んだことから、漢字は調べながら読んだことが幸いしたのだろうが、成績は良かった。
理科は近所にラジオを作る人がいたので、電気だけには興味をもって自然と学んだが、生物や鉱物などは全く駄目だった。
算数・数学は父が学生時代の教科書があり、それを読んでいて興味を持ったので、割と良かった。
社会は特に歴史は発生年を覚えるのがたまらなく嫌でいつも成績は下から数えるだけ。
なぜか小学5年生くらいだったろうか、英語を話す人が近くにいらしたことから興味を持つようになった。
ことほど左様に「すぐ役立つ」こととは縁遠い環境だった。
でも、標記の言葉に出会って、なんだかホッとしている。
投稿者:つねちゃん
at 06 :18| 健康
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