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2015 年07 月15 日

土光敏夫の再現を待つのは

 先日「清貧と復興」(土光敏夫100の言葉:出町譲著、文藝春秋社刊)の音読を終えた。
 長くても短くても毎朝一つの言葉を声に出して読んでいた。
 ご存知の方は「何を今さら」とお笑いかも知れないが、年代も経験も全く違うのだが、僅かながらどことなく「相通ずる」ことに感銘を受けた。
 久し振りに、是非一読をお勧めしたい書である。
 要は題名にもある通り、自分の富は後の後に回し、日本国の復興に努めたということだ。 「(米国の呼び出しに)用があるなら自分から出かけて来い」「組織体組織ではなく、人と人」「社長になっても電車通勤」「目刺しは好きだから食べている」等々。
 目次を読み返しながらではないので、その通りではないが、100のうち目刺しくらいが自分とあっているのだろうか。
 昨今の東芝の為体、臨調後の政治家の為体などなど、残念としか言いようがない。
 氏の再現を待つのは「百年河清を待つ」の如く「不可能」なのだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 08 :29| 健康 | コメント(0 )

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