2015 年09 月30 日
落語
最近買った方に「醒酔笑」と言うのがある。多くの落語の元ネタがこれにはあると聞いていたが、なかなか私にあった様な本が見つけられなかった。
最近の若手落語家さんの新作を耳にする機会があるが、どうも噺の途中で落ちが知れてしまうものが多いような気がして、薄っぺらな感じがする。
「古典」と言われるものも、発表時には「新作」だったろう、と評する人もいらっしゃるし、私も同感である。
好きな「代書屋」は米朝の新作だと聞いているが、これに匹敵するようなものにはめったに聞くことができない。
皆が遭遇しているような、安易に想像できるようなことの方が喜ばれるからと言う思いかもしれないが、それでは飽きられてしまわないだろうか。
好きな芸だけに、思いがけない落ちで、何時までも楽しませてほしいものである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :06| 健康
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