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2015 年11 月19 日

落語「叩き蟹」

 何時の頃からだろうか覚えていないけれど、多分本社勤務になった昭和48年以降か、東京出張が多くなったその2年ほど前だろうかだが、初めて本物の「寄席」へ行った時から好きになったのだろうと思う。
 誘われて行ったのだから、自主的では必ずしもなかったと思うが、印象に残っていたのは確か圓生師匠の人情話だったろうと思う。
 それ以来なんだか病みつきになって、寄席へは行けなかったけれど、TVではなんだか物足りなくて、「落語全集」などを借りたり買ったりして、何度も読み返して楽しんだ。
 TVで本物の噺家さんを見ると、本を読みながらでも「この演者はこの辺はこう話すのだろうなぁ」と思うのも楽しみの一つで、同じ話でも、噺家を思い浮かべながらも楽しいものだった。
 本題に戻って、そんな訳だから、覚えている訳ではないが、少し聴くと「あの話だな」と思って、反芻しながら聞いて来た。
 だから噺はかなり知っているつもりだったのだが、先日表題の話を聞いた時に驚いた。
 まるっきり初めてだったのである。
 こんな経験をすると「まだまだだなぁ」となんだか楽しくなってくる。

投稿者:つねちゃん
at 08 :46| 健康 | コメント(0 )

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