2016 年02 月26 日
読書感想文
就寝前読書で読み終えた「日本の民話」4 民衆の英雄である。 正直、本来鈍ら者の私には「やったね」という話が多い。 平生からの英雄活動ではなく、平々凡々というよりは、もう少し程度が低いと思われる主人公が登場してくる。 当然みんなからは、良く思われていないし、よく言われておらず、親からも少し敬遠されてしまうのである。 ところが、なかなか誰も対処できないような課題が出現した時に、やおらあり得ないほどの能力を発揮するという筋立てである。 最近の「アリの団体」と同じようなことだと思ったりする。 どちらばかりでは駄目だけれど、やはりどこかに「遊び」と言う「ゆとり」が無いと全体としての能力の発揮という訳にはいかないのかもしれない。 されども、「民衆はその能力に応じて働けば、同じ生活が保障できる」と言うような共産主義的なことには同調できない。 それは、私自身が「鈍らの怠け癖」があるからである。 決して英雄になりたいとも思わないけれど。
投稿者:つねちゃん
at 11 :15| 健康
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