2016 年04 月06 日
人参の皮
リタイア後通った「園芸高校」で「人参は泥さえ綺麗に洗い流せば捨てるところはない」と聞き「わが意を得た」気分だった。 正直なところ、昔から好きな野菜ではなかったのだが、単身赴任時代に「免疫力を格段に増す食物」と言うことで紹介された本(当時はよく図書館に通った)を見てからだった。 当時は糖尿病や高血圧などとは全く関係なく、出張族で各地で美味しいものやお酒を不規則に大量摂取していたのだが、そういう意味での健康食ではなかったが、唯一「風邪の予防」と言う項目があったからである。 いくら健康だからと言っても「風邪」だけは残念ながら当時は「防ぎようがない病」で、引いたら「誰も看病などしてくれない」状況だったから、それだけは避けたかった。 また、薬を飲みながら飲む酒など美味しくても「かっこ悪い」ものだった。 もう一つは足の臭いがかなり強かったこともあった。 それで自炊の材料の中に結構幅広く使った。 葉は乾燥させて靴の中に入れることによって、かなり効果があった。 勿論「ヨゴシ」としても味噌味、醤油味などで楽しみ、時には好みの味付けで少し炙った揚げと一緒に和えて一品にもした。 でも、やはり「皮」だけはピーラーで剥いて捨てていた。 園芸高校での一言で、家内や娘にもお願いして冷凍保存してもらっている。 炒飯は得意だし好きなレパートリーの一つだが、緑は野菜で、黄色は卵で取れるのだが、赤は中々無いので、そんな時に刻んで混ぜるのである。 これで三色整って、味はともかく見た目だけは美味しそうに仕上がる。 そんなことで栄養もあると言うのだから、安価で最適な食材であり、本格的に炒飯の具材にするために微塵切りにするのは結構大変なのだが、冷凍の皮なら簡単に刻んで混ぜられる。 今では大好きな食材の一つである。
投稿者:つねちゃん
at 10 :49| 健康
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