2016 年05 月11 日
褒められる
子供の頃親や親せきのおじさん、近所のおじさんなどの「大人の男」にはなぜか「褒められた」と言う記憶がない。 決して周りに「褒める人間がいない」と言うことではなく、僻みではなかったろうが、私以外には結構褒めていたのである。 獅子舞祭の踊り子も4,5年生の2回努めた。 決して人よりも上手に踊れたわけではないけれど、同じ踊り子と比較してそんなに下手ではなかったと思っていたのにである。 特に親や親せきからはそうだったように思う。 最近になって、色々な本を読んでいて、直接ではないけれど、本当に「フト」思ったことがある。 「褒めることはむしろ無責任なのではないか」と言うことに。 自分の子供はそんなに手放しで褒めたことは記憶に乏しいが、孫は良く褒めている。 隣や近所の子(孫相当の年齢)や防犯や交通安全で登下校する子供にも気さくに声をかけて褒めている自分に気が付いたからだろう。 一時期「褒められて伸びる子」と言うのがあったが、そうでなかった当時の親や大人の男性に対して、今更乍らだけれど「厳しい目で見つめてくれていてありがとう」と思う。 勿論「当然そうすること」ができていない場合は、こっぴどく叱られたりコツンとやられた記憶もある。
投稿者:つねちゃん
at 07 :50| 健康
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