2016 年06 月10 日
三内丸山遺跡
当初予定にはなかった場所である。 乗り継ぎ電車の時間の都合で数時間の余裕ができた結果、訪れた。 地元で何度か説明を受けたけれど、正直あまり興味が無かった「縄文時代」の遺跡である。 ところが、さすがに規模が大きく、説明者も学術的なことばかりではなく、適当なジョークも踏まえての解説にはついつい引き込まれてしまった。 しかしながら、説明者自身も「まだ4年くらいですよ」と言われていたので、それなりに考古学への興味があったのだろう。 地元の遺跡はここに比べると規模的には小さなものなので、なかなかそれだけの説明ができるようにはなっていないのかもしれない。 家内が「地元にもあります」と言うと、よくご存じだったようで、私らの知らないことまで解説をしてくださった。 古代遺跡については、大概言われるのは「こんなに遠くの人とも交流があったのですよ」であるが、そこで通信屋としての興味で「言葉の違いはどのように克服したのですか」と聞くが、残念ながら今まで納得できた答えを得ていない。 以前にも家内と特別目的地を決めず「方面」だけで出かけたことがあったけれど、旅の一つの喜びはこんなところにもあるのではないだろうか。 哲学的にいう訳ではないけれど、約70年の生涯でも似た様な気がして、一瞬楽しく思えた。 人生みな旅。
投稿者:つねちゃん
at 08 :46| 健康
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