2016 年09 月23 日
読書感想文
就寝前用として使っていた「江戸小咄商売往来」(興津要著 旺文社文庫発行)を読み終えた。 著者の落語などに関する本は以前にも数冊読んであるので、読み始めから最後まで楽しく読めた。 尤も「なるほど」と思うことばかりで、とても覚えるまでにはならない。 74種類の商いが紹介してあり、すべて覚えると、落語の聴き方や楽しみ方も広がるのだろうなぁ、と思いつつも、記憶力の弱さが残念である。 商いの名前を聞けば分かる(宝船売り、羅宇屋など)まではいかなくても「類推」はできるもの(地紙売り、紙帳売りなど)も多いが、さっぱり見当もつかないもの(定斎屋、とっかえべえなど)ものもあり、読んでいて楽しいこと請け合いである。 ISBN番号が振ってあるから、寄付することになるが、見掛けられたら一読をお勧めする。
投稿者:つねちゃん
at 06 :36| 健康
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