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2016 年10 月11 日

幕張へ行ってきた その3

 今回のCEATECの謳い文句はIoTとAIだった。  正直どちらにテーマにも興味があったので、かつての上司との再会も楽しみだったけれど、むしろこちらが本命だった。  正直、今まで近くにいた頃は「見てるだけ」だったのだが、今回は自費出張であるから、それなりに興味深くテーマを選んでパネルディスカッション(以下パネル)とキーノートスピーチ(以下キーノート)も聴きたかった。  開場は6区分されており、パネルとキーノートは別会場だった。  パネルの開始は10:30からで、展示会場への入場は10時からだったので、パネルを優先した。  大学の先生が司会進行で、同じ大学の別の先生、NTT及び富士通の人だった。  その前に、私としては意外だったのは「初音ミク」を売り出しておられる人だった。 確かに音楽だけではなく、色々な要素を取り込まなければこれからのAIは成り立たないだろうということは理解したが、それにしては時間がかかり過ぎだと思った。  継いでのパネルは各パネラーが時間の制限をまるで無視したかのように持論をまくしたてるものだった。  一つ一つは理解はできるものの、トータルとして「今後のAIは」という意味では内容に深みが無いようなものになった。  私が聞き手かったことは「AIの光よりも影」ということで、質問したかったのだが、司会の方で「所属会社名と氏名を」と言われてまさか「浪人です」とも言い難く、だんまりを決めるしかなかった。  ましてや、シャープの女性が質問なさったのだが、「シャープは未来よりもすぐに金のになる様な解決策を求めていますよね」との前置きには愕然とした。  まとめて言うと「従来のAIは「特化型」であり、今後は「汎型」になるだろう、とのこと。  私なりに簡単に言うと「世間話ができるAI」ということになろうか。  少し長くなるが、もう一つのIoTである。富士通の会長が話されたが、私なりに取りまとめて言うと「交通、農業、製造、医療、ビジネス全般にわたること。  その目的は『豊かなコミュニケーションと充実した長生き人生に資する』ものだろう」とのことだと理解した。  正にIoTからIoE(Internet of Everything)の時代へ移行の息吹だと感じた。

投稿者:つねちゃん
at 09 :06| 健康 | コメント(0 )

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