2016 年10 月13 日
幕張へ行ってきた その5
AIは今後どうなっていくのだろう。 そして、それを人間がうまく使い切れるのか、それとも「指示待ち人間」になるのか。 今回のデモンストレーションで、いいか悪いかは別にして、非常に「素人分かり」したのがシャープだったのではないか。 シャープ自体はいろいろと課題があるとしても、それは別である。 離れて暮らしている若夫婦が、お母さんの誕生日に招待をして、ご馳走しようという設定である。 お母さんの好みは、昨日や今朝食べたもの、飲み物は、季節や気候は、自宅の冷蔵庫の在庫は、物置の在庫は、それでできる献立はどんなものがあるのか。 もっと彩を添えるためには何が不足していて、注文するにはいくらほどなのか、産地は大丈夫か、等々いろんなことを考えて挙句にレシピまで提供してくれるのである。 楽観的に考えるならば「これは便利」ということになろう。 これには当然いたるところにセンサー技術がありIoTもフル活用である。 果てさて、現在不足ながらも調理を含めた家事の一部を担当して、それなりに信頼されている私としては、とても使う気持ちになれない。 諸姉・諸兄は如何だろうか。 この延長線を考えると、便利を通り越して、AIが人間をこき使う、という世界にならないか。 技術はいつも「光と影」を持つ。
投稿者:つねちゃん
at 08 :19| 健康
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