2016 年10 月19 日
読書感想文
朝の音読で使っていた本である。 著者は、高校時代の英語の教師だった人である。 以前にもここで書いたような気がするが、私たちの時代の工業高校の英語の授業は、中学2年生程度までのレベルであった。 ただ、この教師の好きだったことは、「単純なことでもいいから、そう思うのなら『空で言えるように』することだ」という論理だった。 今でも覚えている教科書の最初の文章は「I am a student now」だったと思う。 「Student」は「Study」「する人」という意味だとの教えは楽しかった。 2年生の頃だったろうか、氏が「お寺さん」だったと知った。 そういえば、風貌はそんなだったけれど、県からの要望で外国人が来県された時には対応されいたとも聞いているから、それなりのレベルだったのだろう。 授業以外で覚えているのは「音楽鑑賞会」だった。 クラシックは当時苦手だったけれど、洋楽にはかなり興味が深かったので必ず行ったものだった。 ある時に今で言う「イントロクイズ」で、「君住む街で」というタイトルを当てて、ドーナツ盤をもらったことだった。 その氏の「随筆集」である。 以前買った時にも読んだようで、所々に折ったページがあったが、ある意味で少しだけ宗教というものに触れたいまとなって、読んでそれなりに考えさせられるものだった。 脳梗塞を快癒されてからの随筆だと聞くと、猶更「負けていられない」と思わされるものだった。 当然追いつけるものではないが、せめて足元にも縋れればと言う思いである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :08| 健康
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