2016 年10 月25 日
読書感想文
昨日に引き続いてのタイトルだけれど、勿論対象の本が違う。 朝の音読で使っていた本だが、昨日の本とはまるで違う遭遇の仕方だった。 この歳になっても「まだ男」と言うのは変わらないようで、基本的に助兵衛である。 そんな訳で、もう半年ほど前だったろうか、新聞に書評が出ていて「これは絶対に読みたい」と思って偶々5月に東京へ行く機会があり、八重洲のブックセンターでも探したのだが、見つからなかったものである。 「フロントで尋ねれば」という意見もあるだろう、勿論並みの本ならすぐにそうしていたのだが、タイトルを見ればお分かりいただけると思うが、やはり口に出すのが恥ずかしい。 「エロチック日本史 下川耿史 著 幻冬舎新書」である。 ね、口に出すのは恥ずかしいでしょう。 神話時代から昭和時代まで、歴史を追っていろいろなエピソードを鏤めてある。 思いもよらないものが、エロに繋がっていたとか、混浴は神代の昔から「当たり前」だったのが、明治になって外国人が揶揄したことから禁止になったとの話など。 ぜひ興味を持って一読されてはどうだろうか。 時折新聞の広告に「いつまでたっても男と女」という宣伝があるが、LGBTを非難する気は全くないけれど、イザナギ、イザナミの「成り成りてなり合わぬところをなりあわぬところに貫いて塞ぎたまえ」と言うところから始まっているのだから、いつまでもお互いに求めあうのが自然なのだろう。
投稿者:つねちゃん
at 07 :57| 健康
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