2016 年12 月01 日
読書感想文
就寝前読書として使っていた「日本人の知恵 林家辰三郎 他 中公文庫刊」を読み終えた。 春夏秋冬に分けて、様々な「日本の文化」が経緯なども含めて解説してある。 昭和58年に19版が印刷されているから、父が購入したのはその後だろう。 ともかく文庫本なのに、内容が随分と豊富である。 というのも、文字が小さいのである。 だから、一つの項目も大概は2回に分けて読み、中には4回に分けたこともあった。 就寝前読書、に位置付けたので、ほとんどの場合は「微酔」状態であるから、やはり中々付いていけないのである。 尤も、途中から「それだけしっかりと読んでいるのだ」と自分に言い聞かせて続けてきた。 内容については、裏書が適当だと思うので、それをお示しして紹介にさせていただく。 すべてをよしとする伝統主義でもなく、すべてを遅れているとする近代主義でもなく、いわば土着主義の立場から「梅干し」を論じ、「仲人」の機能を考える秀抜な日本文化論。 たぶん最近増刷されているとすれば、文字も大きくなっていて読みやすいだろうから、暇な時に紐解いて見られるのも、一興かと思います。
投稿者:つねちゃん
at 06 :25| 健康
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