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2017 年04 月24 日

聞きかじり

 朝の音読で使っている「自警録」(新渡戸稲造著)からの聞きかじりである。  「最善を尽くしても余力があるように思う」という節で、全く同じような思いを常に抱いていた私と同意見だったことに驚いた。  氏も(この辺で同列に論ずる愚かさに気が付くべきなのだが)「ことを為した後常に思うのは『もう少しうまくできたと思うのだが』」と述べられている。  これは、氏ほどの優秀な方だけではなく、私だけではなく、殆どの人がそうなのではあるまいか。  決して「あそこが拙かったなぁ」ということではなく、「全体としては上手く行ったし、人からも注意を受けることがないばかりか、僅かだけれど、良い評価を貰った」のにである。  私などの場合、録音されていることはまずない(過去に一度だけ、全体のビデオ撮影の中で録画・録音されていることはあるが)から、反省する具体的なネタはない。  氏は「3層の力の出し具合」と述べられており、平生は1層、少し重大な時は2層。  でも、3層の力を発揮したことはない」とのことである。  果たして自分はどうだろうか。

投稿者:つねちゃん
at 06 :42| 健康 | コメント(0 )

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