2017 年09 月01 日
「呉唯足知」言い聞かせ(8/14に採用された)
禅寺などによくある「手水鉢」の真ん中に四角の穴があり、上下左右に文字がある。 意味を知ったのは、リタイア後に学んだ園芸高校の修学旅行の時だった。 蛇足だが4文字は「呉唯足知(われただたるをしる)」と読む。 たぶんそれまでは「見ていた」だけだったのではないだろうか。 朝の書き写しの中で出会った、天海和尚の言葉で、思い出した。 「ことたれば、足るにまかせてことたらず、足らずことたる身こそやすけれ」というものである。 凡人ゆえに、なかなかできないけれど、理想と欲望をきっちりと分けて考え、対処できるようにしなければならないと、我が身に言い聞かせた。 渥美清の歌ではないが「上を向いたら切りがない、下を向いたら後がない」で、あまりガツガツしないで行きたいものである。
投稿者:つねちゃん
at 08 :27| 健康
| コメント(0 )