2017 年09 月08 日
食事に関する「五恩」
養生訓からの読み齧りである。 最近は「給食費を払っているのに、なぜ『いただきます』「御馳走様でした」と言わなければならないのだ」とモンスターペアレントという種族の人は息巻いていると聞く。 そんな人(どこかで一国の総理が言った言葉と同じだなぁ)たちは、「お金さえ出せば、何でも自分の言うとおりになる」と言う意識があるだろうか。 その人たちを責めるよりも、そんな人に育てた親や肉親、近所の人たちを責めたいと思う。 幸いにして、我が家の孫たちは、今の所だけかもしれないが、そんな気持ちはさらさら見せないから、好々爺としては幸せいっぱいである。 で、本題に戻るが、次の「五恩」である。 1.この食は誰から与えられたものか 単に農家に代表される「人」ばかりではなく、天地の恵みに感謝すべきだろう。 2.農民の労苦に感謝 種を撒けば自然に育つ、等と言うことが無いことは、小さなプランターで栽培して も分かろうというものだ。 3.ひどく幸せ 食べられる、と言うのは物が得られる、と言うことだけではなく、咀嚼して自分の 血肉になる様な体があるということにも「幸せ」と思えるように 4.飢餓の心配が無い 残念だけれど、地球上には「餓死」と言う事態が起きている。今自分がそうでない ことは誰がやってくれているのだろうと、恩を感じることだ。 5.調理職に感謝 そして、素材だけを食べているのではなく「焼く、煮る、腐らす」と言う色々な手 法を使って、調理してくれる人にも深い恩を感じることだろう。
投稿者:つねちゃん
at 06 :32| 健康
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