2017 年09 月21 日
この街には何にもない
ある地域ネット新聞に出ていた記事が目に留まった。 高校生に、史跡を案内してもらって、意外と知らないことが多かった、との感想で、指導に当たった先生が「彼らは今後『この街には何にもない』とは言わないでしょう」とのこと。 好きな番組の一つに「ダーツの旅」があるが、そこでも結構な年齢の人が同じ言葉を発するのをよく耳にする。 これは他人事ではない。 リタイアした時に、自宅のある町は、確かに中学生までの15年間育ったところだが、高校は電車通学で、朝みんなより1つ早い電車(約1時間早く出る)に乗り、部活だか何かで時間を過ごし、夕食までに帰る生活だった。 しゆうしょく就職してからも似た様なもので、2年間過ごし、その後2年間の研修所は東京。 金沢勤務でも家には「早く出て遅く戻る」生活。 勤務地が富山になり、夜勤が多かったので、下宿生活で土日亭主。 それから首都圏勤務などで10数年間は、家は「食う寝る所」だった。 だから「この街の良い所」と聞かれても「特にないよ」と言うばかりだったろう。 リタイア後、近くの散歩や市の歴史講座などで学び、今では違うけれど、子供にはもう遅いし、孫にもそろそろ飽きられてきているのかもしれないが、せいぜい知っていることを伝えていきたい。
投稿者:つねちゃん
at 06 :31| 健康
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