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2017 年10 月12 日

今だから言えることだが

 最近の電通やNHKに代表される判決で「違法残業」が話題に上っている。  まだ23歳の頃、慣れない電算機システムに従事して、制御担当に配置された。  その時の、労働時間というのは、今思い出しても「良く続いたなぁ」と思うばかりである。  月曜日に出勤して、通常時間帯を過ぎても、自分が計算機を使えるのは、業務ソフトを開発している人が済んでからということになる。  どうしても、システム停止や再起動などを繰り返してやる試験項目が多いからで、仕方がないと言えばそれまでである。  当時はトラブルが発生すると、プログラムを追いかけるよりも、メモリ内容をプリントアウトして、それを追いかける必要があったから、直しては走行させプリントアウトして、の繰り返しだった。  当然長い時間が掛かるが、明日までには、何とか解決しなければ、全体の進捗が阻害される。  残業時間などは考えたことも無かったが、それに耐えられる身体と精神を育んでくれた親を初めとした周囲に今は感謝するだけである。  だけど、決して「違法残業」が許されることにはならない。

投稿者:つねちゃん
at 06 :23| 健康 | コメント(0 )

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