2017 年10 月31 日
サプリメントは好きじゃない
特定の症状に聞くという「サプリメント」がいろんな症状に対して販売されているが、「嫌い」ではないとしても、決して「好き」になれない。 中国の笑話に「セムシを直す」というのがあったことを思い出す。 ご存じだろうが、改めて私の記憶をたどりながら書いて見る。 「セムシをたちどころに直して見せる」と声高に叫ぶ街歩き医者(当時は街頭で開業医を開く医者が居たそうである)がいたそうな。 あるセムシの男が「本当に治るのかね」と近寄ってきたそうな。 「間違いなく直してみせる。絶対信用しなせぇ」と請け負う。 前金だけれど、そんなに法外な値段ではないので、前金で払い、指示通りにベッド代わりの戸板に寝た。 「背中を上に向けて寝てくださいよ」と言われ、その指示に従った。 医者は、別の戸板を上に載せて、患者が動かないようにと縄でぐるぐる巻きにして、その上で沢山の石を詰めた袋を上の戸板に乗せるは乗せるは。 患者は最初は痛みに堪えていたが、ついには「もう辞めてくれ」と叫び出す。 ところが、医者はあまつさえその石袋の上に載って踏みつける。 患者の声が聞こえなくなってからようやく、石袋などを取り除くと、確かに患者のセムシは治っていた。 だけど、患者は息絶えていたとさ。 現在のサプリメントがこれほど酷いものとは毛頭思わないけれど、「副作用」が完全に無いことが証明されているのかというと、果たしていかがなものか。 自分としては、現時点で使う気持ちは全くない。
投稿者:つねちゃん
at 07 :59| 健康
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