2018 年06 月07 日
北海道旅行記(その4)
計画と褌は前から外れる、という諺というか箴言というかを聞いた方はいらっしゃるだろうか。 ネットで調べてもそのまま該当するものは無かったが、一般的には「当て事と畚(もっこ)褌は先から外れる」というのが本来らしい。 「畚褌」は本来「越中褌」のことを言ったようで、ここ越中では、単に「褌」と言っていたのではないだろうか。 「当て事」はその通り「当てにしていたこと」という意味で、現代語(少なくとも私が教えられた時の言葉)では「計画」という言葉になっていたのだろう。 前置きはこれまでにしておいて、この日の予定は「摩周湖の地下水で出来た透明度抜群の神秘の池、『神の子池』の見物だった。 チケット等が送られてきた時の案内で「都合により行けなくなりました、これでキャンセルされる方はお申し出ください」とあったが、こちらはそんな細かいことには関心が無く「道東」ということだけだったから、勿論無視。 事前に全員で34名と聞いていて、現地でも34名だったから、取りやめた人も似たようなものだったらしい。 行政区の方から「大型バスでは通れない」という判断が3月頃になされたのだそうで、入り口を通る時に見ると、確かに軽四同士でもすれ違いでき無さそうな広さだったから無理もない。 さて、私は、最初の北海道出張の時に第一展望では湖面が見えなかった摩周湖だが、第二展望では、スッキリ霧が晴れて全面を見ることができた。 今回は「裏摩周湖」というのが目的だったが、残念ながら見ることができなかった。 ガイドさんの話だと関西地方の高校生を案内した時に「だから霧の摩周湖」だったですよね」と言っても「何のこと」とシカトされたと言っていた。 そうか、もうこの歌も忘れられた歌なのか。 今回の団体では、私が年齢的には下から数えた方が早いくらいだったから、みんな素直に納得していたものである。
投稿者:つねちゃん
at 09 :04| 健康
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