2018 年06 月13 日
結局政治ショー
世界の注目を浴びた米朝会談は、双方ともに最初の勢いはどこかへ飛び去ってしまったかのごとく、穏やかに収まった。 出た声明内容は「精神論」だけであり、僅かに米国の「非核の現実が出ない限り制裁は緩めない」というのが多少具体的だっただけで、後はすべて「努力目標」ということに終始した。 拉致問題は、素人の私が思っていた通り「俺が言っておいたから、向こうは(多分)動くだろうから、後はそちらでやってくれ」というばかりで、言われたわが国の総理も「力強い後押しを貰った」とまさに有頂天である。 実際の被害者家族も「全員帰ってこなければ解決にならない」というけれど、果たして現実解としてそれが可能かどうか自体を疑っているのではないだろうか。 いずれにしても、政治ショーで主演者だけが目立った空虚なものだった。 これで平和賞などを出そうとするなら、ノーベルが泣くのではないか。 もっとも、これ自体が「ごまめの歯ぎしり」だということは分かっているのだが。
投稿者:つねちゃん
at 06 :13| 健康
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