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2018 年10 月25 日

入院中(5) 院内散歩

 これは、退屈しのぎではなく、私なりのリハビリだった。  最初は、点滴袋をぶら下げた台車と共にだったけれど、台車を頼りにするほど足腰は弱っていなかったから、それが良かった。  尤も、その頃に、女性の看護師さんの介添え付きで、最初の入浴があったのだが、その時に見ると、右側の腰の部分、足は両太腿の部分、脛の部分などの何カ所かに、明らかに打ち身や擦過傷という痕跡が残っていた。  これじゃ「どこか痛くないですか」と聞かれても当たり前だったということに、この時初めて気が付いた。  台車付きの院内散歩は2日間だけで、点滴も1日朝の一度だけになったので、その後は自力歩行での散歩になった。  ただし、なるべく平日の朝は外来者が待っているところは歩くのをやめた。  どこで誰が見ているか分かったものではなく、その度に自分の恥を晒すのはやはり気まずかったから。  入院中に台風が2と二度通過したが、幸い北陸地方としては然程の被害もなく、我が家の心配も殆ど無かったので、気軽にリハビリ散歩を楽しめた。  でも、始めた時には、台車の頼りになるほどでは無かったけれど、やはりそれなりに歩くのが少し辛くて、部屋に戻ると、ついウトウトとしてしまった。

投稿者:つねちゃん
at 06 :12| 健康 | コメント(0 )

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