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2018 年12 月13 日

養生訓の一節

 「聖人は未病を治す」と言われて、あなたはどう思われるだろうか。  私のような、生来「短気な人間」は「病気にも罹っていない人の病気は直す必要が無いから、それならみんな聖人だろう」と思ってしまうし、今までもその論理で事を済ませてきたことがある。  落語の「藪医者」のマクラではないが、「落ちてすぐに運んできたのに『手遅れ』だというのなら、何時運んでくればいいんだ」「落ちる前なら何とかなったろう」と言う件である。  今回、何度目かの「音読」で落ち着いて読むと、なるほどと思わされた。  考えてみると、今までは、上記のような理屈で、通して来たが、今更ながら「赤面の至り」である。  常日頃から謹んで、飲食色慾を抑え、風寒署湿を防いでおけ、という論理である。  理屈はよくわかるんだけれどなぁ、と凡人は思うばかりで、行動が先になる。

投稿者:つねちゃん
at 09 :10| 健康 | コメント(0 )

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