2020 年09 月28 日
読書感想文
先日の読書感想文の、いわば「続編」的な書物になったが、「人間 良寛 日本のお釈迦さま」(林謙三 著 考古堂 刊)である。前回と同様に、図書館から借りたものである。
著者は、東京良寛会会員、ということになっていて、副題の「日本のお釈迦さま」と言うのは、やはり「身内びいき」だと思う。
とはいうものの、良寛禅師の知らなかった色々な面を知ったことは知ったつもりだが、十分に理解できている訳ではない、私如きが何を言ってもまるで影響がない訳だから、そういう評価があっても許されるだろうと思う。
正直、前回紹介した「一休禅師」については、在職中にも数冊の本を読んだことがあり、内容は覚えていないばかりか、十分に理解もできていなかったのだが、この書を読むまでは「地蔵菩薩」を思わせるような人だと思っていたが、タイトルにあるように「人間」だったということを初めて知った。
妻帯したかどうかは、必ずしも定かではないらしいが、それなりに恋もしたとのことである。
また、「禅師」とはいうものの、仏教でもいろいろな宗派を経めぐっていることも、ある程度は理解できたと思う。
興味を持たれた方は一度「怖いもの見たさ」と言う事も含めて読んでみられてはどうだろうか。
この次の読書は、自費で買った文庫本に移るつもりである。
投稿者:つねちゃん
at 06 :18| 健康
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