2020 年11 月13 日
読書感想文
9月28日に、勝手にお約束した、良寛禅師の続きである。「良寛 軽やかな生き方」(境野勝悟 著 三笠書房 知的生き方文庫 刊)である。
50項目から成っていて、各項目が文庫本のサイズで、1.5ページだから、読むのにも時間がかからなく、そういう意味でも「軽やかに読める」本だった。
内容は、昔から聞いている「禅師」としてではなく、よくどこででも見かける、地蔵尊の前で、子供らと鞠付きなどをしている「良寛さん」の姿が、仄々と感じられるものである。
そういう意味では「気軽」である。
リタイアして20年になる私にとっては、確かに「霞を食ってでも生きられよ」と言われているようで、納得できるところが多かった。
しかしながら、ビジネスマンにもよく読まれている、と言う書評には首をかしげる。
それなりに一線で、無学な私がシャカリキに生きていた時に、これを読んだら、1項目も読み切らないうちに捨ててしまっていただろう。
投稿者:つねちゃん
at 06 :54| 健康
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