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2021 年04 月08 日

比翼連理

 自分の浅学菲才を棚に上げて質問させていただきますが、この言葉をお聞きになったことは有りますか、また、その意味をご存じで、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
 生意気なことを言う訳ではありませんが、私がこの言葉を知ったのは、一時期江戸時代の文学に興味を持っていて、好色一代女という本で最初に出合った言葉でした。
 江戸時代の文学と言っても、この手の物でしたから「文学青年」と言うのとはかけ離れたものでしたが。( ^)o(^ )。
 だから、意味合いは女性が使う手練手管の中の言葉だと思っていました。
 ところが、父が残していった謡曲本を読んでいる時に、久し振りに出会ったので、思い出して、全く別の意味だと思いました。
 それは年齢の影響もあったのでしょう。
 楊貴妃と言う題の謡の中です。
 「空に有っては『比翼の仲』で、地に有っては『連理の枝のように』」と言う意味だと知りました。
 何方が欠けても存在の意味がないほどの『大切な仲』。
 家内とは勿論だけれど、友人知人ともそうありたいものです。

投稿者:つねちゃん
at 10 :14| 健康 | コメント(0 )

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