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2022 年11 月15 日

読書感想文

 今回のは「おもしろ雑学日本語」(興津 要 著 三笠書房 刊)である。
 是も父の蔵書だったものであるが、逝去後一度手にして、途中で放棄した訳ではないが、別の物に気を取られて途中になっていたものである。
 しかしながら、途中からではなく最初からという事で、今年の1月23日から音読を始めたものである。
 下手な解説をするよりも、何時もの様に目次と各章ごとに2個ずつ紹介されているので、それを読んでいただくと、多分大きく興味を持たれると思うのでそのようにさせていただく。
 第一章「会話」に良く出る日本語 ・「うらやむ」のは何を病む? ・梃子でも動かないから「手こずる」?
 第二章「日常」よく使われる日本語 ・「けりが付く」のけりってなに? 「土壇場」は首切り場だった?
 第三章「季節」を味わう日本語 ・「お年玉」は餅から始まった?・「土用」は年に4回ある?
 第四章「食卓」を彩る日本語 ・「シャリ」「バッテラ」は外来語? ・「きんぴらごぼう」は人名から?
 第五章「かぞく」だんらんの日本語・「ドラ息子」のどらって何? ・女房を何故「山の神」?
 第六章「住居」に関する日本語 ・「薬缶」で薬を煮たって本当? ・台所は何故「お勝手」?
 第七章「身体」にまつわる日本語 ・「あくび」「おなら」はどこから出た言葉? 「襦袢」はポルトガル語だった?
 第八章「人間」をあらわす日本語 ・「派手」とはどんな手? 「藪医者」は薮とは関係がない?
 第九章「芸能」に強くなる日本語 ・「二枚目」「三枚目」は番付だった? ・「打ち合わせ」は何を打つこと?
 第十章「神仏」がよくわかる日本語 ・「エンマ帳」はやはり閻魔大王がつけていた? ・「娑婆」ってどんなところ?
 第十一章「植物」を楽しむ日本語 ・ゆらぐ花だから「百合」? ・どのように食べても当たらないから「大根役者」?
 第十二章「動物」に親しむ日本語 ・「蛤」は浜の栗? ・よく寝るから「ねこ」?

 如何でしょう、殆ど知っていた、と言う方はそんなに多くは無いと思いますが。当然私もそうでした。「知らないことを知る」だから読書は面白い。

投稿者:つねちゃん
at 06 :37| 健康 | コメント(0 )

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