2023 年10 月13 日
読書感想文
今回は「病気にならないことわざ事典」(志賀貢 著 三笠書房 刊)である。 本の内容は、最後のページに「本書は昭和57年3月、女子栄養大学出版部より刊行された」と書かれており、たぶん私が管理職になった昭和60年頃に私が購入した本だと思う。 同著者の本は、これ以前に「男と女」というフレーズで数冊読んだ経験があり、内容も堅苦しくなかったと思っていたので、単身赴任の事も有り、新役職という事もあって、「健康が一番」と思って読んだものだが、既に30年余り前だから、ほとんど忘れてしまっていた。 今、改めて「音読」という事で、1日1フレーズと読んでいて、「ああそうだった」ということと、新たな発見があることに気が付き、楽しく役に立ったと思っている。 買ってまで読んでも、覚えておられることは少ないと思うので、図書館ででも手に取って読んでみられることをお勧めしたい。 例によって、目次の紹介で代えさせていただきます、とおもったが、全てが項目立てになっているので、それは止めて、私が幾つか気になったものを上げさせていただきます。 ・はじめに 「せめてここまで注意していれば、命に係わるような大病を未然にせげるのではないか」 ・コレステロールは両刃の剣 悪玉ばかりではない ・子供のおやつにカルシウム 煮干しの粉を今でも常用 ・良い中から養生 悪くなってからは無理になる ・チャンポンで悪酔い チャンポンが悪いのでは無く酒量 ・一杯の酒、二杯の酒、三杯の酒 人が飲むか、酒が飲むか、人を飲むか ・肝臓には蜆汁 残念ながら国産が少なく高価になったが ・潰瘍には四食 量を控えて、分けて食べる 最後にこのように書いてある。 一筋の髪の毛でさえ、その影を投ずる この文をどの読むかによって、まえがきに通じると思った。
投稿者:つねちゃん
at 06 :31| 健康
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